命をいつくしみ身近な所から変革を◎地球を救う127の方法:生命をいつくしみ身近な所から変革を◎人口過剰の狭い地域への人口の集中が環境を悪化させています。 人口増加は環境の許容量を超えた資源の濫用を招き、その結果、 人間自らを窮地に追い込み、多くの生物を絶滅にいたらしめています。 特に先進国が第3国の資源を欲しいままに使い、都市の生活を確保するため、 廃棄物や迷惑施設を過疎に悩む地域に持ち込もうとするようなことは止めなければなりません。 けれども、現実に今の経済や政治の仕組みの中で、 「快適」を亨受することに慣れている先進国や都会の住人にとって 今の生活を変えることは難しいことでしょう。 また開発を望む地域の人にとっても、現在に路線を急に変更することは容易ではありません。 私たちは、地球上にあるさまざまな生命と生活のあり方を認め、理解しようとする努力を始めましょう。 そして、新たな価値観に基づく行動のアイデアが浮かんだら、できることからすぐに実行しましょう。 「地球を救う127の方法」より ●「地球を救う127の方法」は、アメリカで作成された「地球を救う132の方法」を元に 1990年のアースデイにむけ日本で作成されました。 ----------------------------- 104. 樹木を植え、育てる。農作業を体験する。都会に住む人たちは市民菜園を利用したり、 植物園やそれに類似した施設でボランティア活動をする。 あるいは近郊の農家に手伝いに行く。 105.人口に過剰な集中は自然環境を破壊する。 人口過密な地域に住む人は、そうでない所に引っ越せないか1度は真剣に考えてみる。 と、言っても、新幹線通勤が増えたのでは、あまり意味がないので、できるだけ、 土地にねざした生活を考えてみる。 106.絶滅の危機にある動植物を買わない。また、開発の犠牲になっている動物から作った製品を買わない。 *絶滅の」おそれのある動植物のリストは環境庁が持っています。 107.職場の台所洗剤を石鹸に変えたり、封筒を裏返して使ったり、再生紙を使ったり・・・。 ゲリラ的に職場の環境を変える。 108.環境にやさしい製品を作り、製造工程を取り入れている企業を見つけてほめる。 商品を選ぶときは、環境に配慮した製品を積極的に購入する。 109.自分が関心をもつ問題に関連した運動をしている組織や出版社などに協力する。 110.手紙、電報、電話を利用したり、あるいは直接訪問するなどして、自分が関心を持つ問題について選挙区の議員と話しあう。 111.地元紙を活用し、投書したり、記者にネタを教えたり、広告を持ち込んだりして問題をアピールする。 112.環境問題に寄与するニュース性のあるネタをテレビやラジオのディレクターに持ち込む。 ●ごみを減らす・・・No.1~No.20 ●エネルギー・・・No.21~No.44 ●水・・・No.45~No.59 ●食・・・No.60~No.77 ●交通機関・・・No.78~No.89 ●有害物質・汚染物質・・・No.90~No.103 ●生命をいつくしみ身近な所から変革を・・・No.104~No.112 ●頭の使い方・考え方・・・No.113~No.127 |